和三盆 恵菓和三盆
恵 菓

和三盆 恵菓

「歌舞伎と和菓子の出会い」コンテスト

 

埼玉県越谷市の「和三盆 恵菓(わさんぼんけいか)」のみどりです。

 

ここ最近「高麗屋が親・子・孫の3代同時襲名‼︎」というニュースを目にする事が多くなりました。

俳優としても有名な市川染五郎さんが、お父様の松本幸四郎さんと、ご子息の松本金太郎さんと共に2018年1月2日(火)に襲名披露の幕を開けます。

9代目松本幸四郎2代目白鸚(はくおう)
7代目市川染五郎10代目幸四郎
4代目松本金太郎8代目染五郎

3代同時襲名とはなんとおめでたい事でしょう!

歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」より

 

歌舞伎の話をしましたのも、実は、染五郎さんは和菓子好きとしても知られているのはご存知でしょうか?

それを表すように、市川染五郎さんが選ぶ「歌舞伎と和菓子の出会い」コンテストが味の素AGF株式会社主催で開催されました。

AGF公式サイトより

 

お菓子は4種類あり、コンテストのお題はこちらです。

 

2018年1月2日 襲名披露公演
「初春大歌舞伎」

夜の部第三幕の演目
「勧進帳(かんじんちょう)」

歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」より

こちらがコンテストのお題でした。

 

実は「和三盆恵菓」もこのコンテストに参加しまして・・・

なんと・・・

 

先日、「優秀賞」受賞のお知らせをいただきました!

 

 

そんな光栄な賞を頂戴したセットを、下記の日程にて限定販売いたします。

 

【日時】
1月9日(火)〜1月13日(土)の5日間

【販売商品】
コンテスト受賞作品4点とAGFの上乗せドリップ珈琲「煎」10g×4袋のセット

【販売場所】
和三盆恵菓の店頭にて

 

こちらのセットは、1日5セットの限定販売となり1セット2,200円です。

販売数量が大変少ないため、事前のご予約をおすすめいたします。
お電話:070ー4814ー4833(和三盆恵菓)

 

 

演目の「勧進帳」は、十八番に数えられる歌舞伎の代表作。
高麗屋にとってとても大事な演目です。

 

7代目幸四郎(染五郎さんのひいお爺様)は生涯で勧進帳を1600回以上も演じ、現在でも語り継がれている弁慶役者です。そのため、代々高麗屋は「勧進帳」の弁慶を当たり役にし、その芸は脈々と受け継がれてきました。

高麗屋にとって特別な演目である「勧進帳」は、兄・源頼朝の怒りを買い、鎌倉方から逃げ出さざるをえなくなった源義経一行と、それを阻もうとする関守との物語です。

 

現在の形になったのは天保11(1840)年で、能の「安宅(あたか)」をもとにした演出で7代目市川團十郎が上演しました。

松羽目物(まつばめもの。能がもとになっている歌舞伎演目。能や狂言とほぼ同じ装束を身につけ、舞台の背景に松が描かれているのが特徴。)というジャンルに属し、長唄囃子連中(ながうたはやしれんじゅう)の音楽によって物語が進んでいく舞踊劇です。

 

和三盆恵菓がコンテストに提出した作品は、三代同時襲名のお祝いの気持ちを込めて作りました。

鼓や三味線など、多彩な染五郎さんをイメージし、劇中のテーマソングである長唄という三味線音楽を元に構成しましたので、ぜひ限定セットでお口の中と目で楽しんでいただければ幸いです。

 

お菓子の詳細は1月9日(火)に受賞店が一斉に発表の予定ですので、お楽しみに‼︎

 

埼玉県越谷市の和菓子屋
「和三盆恵菓(わさんぼんけいか)」

〒343-0843
埼玉県越谷市蒲生茜町23-2 WAnest W102
お電話:070-4814-4833
HP:http://wasanbon-keika.com

 

 

和三盆 恵菓, 竹糖栽培

竹糖の栽培を始めます

埼玉県越谷市の「和三盆 恵菓(わさんぼんけいか)」のみどりです。

 

日曜の定休日。
早朝便で香川県の高松空港に到着!

弾丸ツアーのように日帰りのため朝が早かったのですが、高揚感の方が勝っているためか不思議と目がランランしていたものです。

 

到着するとすぐに香川の両親(舅と姑)が揃って迎えてくれ、目的地へ早速向かう!

とはなりませんでした。
まずは腹ごしらえで空港近くのうどん屋さんへ。

じいじとうどん

 

香川と言えば、お決まりのさぬきうどんですね。

お出汁が効いた汁とコシのあるつるつるうどん。
ここでしか味わえない美味しさです。

 

身も心もあたたまった所で徳島の服部製糖所さんへ向かいます。

香川から徳島へ行くのには山をひとつ越えなくてはいけません。
紅葉の美しい山道を軽トラでブーンと1時間。

第一お遍路発見!

その道中で、こんなお遍路さんの光景とすれ違うことができました。

 

他にも、一面のサトウキビ畑を脇目に車は走り、目的地である徳島県阿波市の服部製糖所に到着しました。

 

サトウキビは今が収穫〜製糖の最盛期!
1年で一番忙しい時期なのですが、同時に来春植える種黍(たねきび)の保存も行います。

つまり、今しか種黍を譲っていただくタイミングは無いのです。
とってもお忙しく、貴重なお時間の中にお邪魔して参りました。

 

そんな、お忙しい状況だったにも関わらず、代表の方が自ら種黍の保存方法から栽培方法までを丁寧に教えてくださいました。

その説明を聞いている中でとても印象的だったことがあります。

「竹糖は霜に弱い(四国は霜が降りる)ため、毎年種黍を砂地に埋めて保管し、越冬させ、翌春植え付けている。」

っと代表の方がこう仰りました。

※沖縄のサトウキビは植付~収穫を行った後、最初の苗からまた芽が出てくるので新たに植付を行わなくても3~4回収穫することができる。

 

私たちは「在来種」だから、生命力強く手間がかからないのかな?と思っていました。
ですが、その逆なのです。

とってもお世話が大変。
その上細くて背丈の低い竹糖ですから、収穫量も少ない!

とても希少なサトウキビです。

 

そして製糖にも沢山の工程で人の手が入り、この貴重な和三盆糖ができあがるのですね。

 

高価である事は味だけでも納得ですが、竹糖の栽培から製糖の工程を知るほどに、その価値の高さを感じます。

人の手が入るという事は職人達の魂が込められているという事です。
機械で大量に栽培・製糖されたお砂糖と違う、「ぬくもり」を感じることができます。

その魂に、私たちの手でさらに新しい魂を加える。
身の引き締まる思いです。

 

さて、話を戻します。

栽培方法を教えていただいた後、栽培契約を結びました。
記念すべき瞬間です!

 

今度は竹糖の苗を110kg(約一反分)を軽トラに乗せて山を越え、香川に帰ります。

 

次はこの苗を砂地に保管する作業です。
無事に大きく育ちますように。

 

栽培は香川の父(舅)にお願いをし、私は埼玉のお店用に少し種黍を分けてもらいました。

 

自分の自由研究用にお店の前の中庭に植えたいと思います!

大家さんと服部製糖所さんにも許可をいただきましたので、小学校の頃に朝顔の観察をした時のように、枯らさないように頑張ります。

ぜひ、お店にお越しの際はご覧くださいね。

 

つづく。

 

和三盆恵菓(わさんぼんけいか)
〒343-0843
埼玉県越谷市蒲生茜町23-2 WAnest W102
070-4814-4833
http://wasanbon-keika.com

 

和三盆 恵菓, 竹糖栽培

いつかは自分たちの手で、和三盆糖の原料となる細黍(ほそきび)を育てたい!

埼玉県越谷市の「和三盆 恵菓(わさんぼんけいか)」のみどりです。
和三盆糖を贅沢に使用したお菓子専門店として、

「いつかは自分たちの手で、和三盆糖の原料となる細黍(ほそきび)を育てたい!」

そう思っていました。

お遍路道の奥に見えるのはサトウキビ畑です。

 

和菓子業界では欠かせない素材である和三盆糖。
なめらかで雪のような口溶け。
そして、まるく優しい甘み、黍(きび)特有のフルーティな後味。

シンプルですが、その美味しさは記憶に残る存在感です。

 

全国的には以前より知名度が上がってきている和三盆糖ですが、主に流通しているのは「和三盆糖入り」のお菓子。
それも、もちろん魅力的なのですが…

和三盆糖そのものを口にした時の感動体験も、多くの方に知っていただきたい。
そのために和三盆恵菓ができる事って何だろう?
そう、いつも店主と一緒になって考えておりました。

 

そんな折、取引先である徳島県の「服部製糖所」さんがSNSで投稿されていた、竹糖(ちくとう。阿波和三盆糖の原料)の契約栽培農家募集の記事を発見!

なんかもう…

全てが繋がった様な運命を感じました。

 

このような運命かな?と感じることってありますよね。

 

時は急げ!

っということでその晩にすぐ、以前から竹糖栽培に関心のあった香川の父に栽培を担当してもらえるかの相談をしました。

 

すぐに父から、

「やろう!」

と返事が。

また、服部製糖所さんからも竹糖栽培の承諾を得ることができ、めでたく栽培契約を結ぶ運びとなりました!

 

父は今まで様々な農作物をオーガニック農法で栽培してきた、作物にも地球にも優しい農家なのです。

竹糖栽培は除草剤を使用できない(除草剤を使用するとサトウキビが枯れてしまう)ので、非常に手間がかかるのですが、 その点でも特に安心してお願いをする事ができました。

 

サトウキビの収穫は12月20日頃まで。

 

収穫した黍(きび)から、来春植え付け分の苗を取り分けるため、収穫が終わる前に苗黍を受け取りに伺わねば!

 

ということで、日曜の定休日に徳島県の服部製糖所さんに行って参りました。

 

つづく…

 

和三盆恵菓(わさんぼんけいか)
〒343-0843
埼玉県越谷市蒲生茜町23-2 WAnest W102
070-4814-4833
http://wasanbon-keika.com

和三盆 恵菓

念願だった「和三盆 恵菓」の店舗をオープンすることができました!

「開店」

 

2017年10月17日(火)大安吉日

私にとって、人生で二度と忘れらない日となりました。

何の日であるかご存知でしょうか?
そう、念願の「和三盆 恵菓」(わさんぼんけいか)の店舗をオープンすることができました!

思い返せば、お店を埼玉県越谷市で開こうと決めてから今日まで、あっという間の半年間でした。
楽しくもあり、苦しくもあったこの半年。
沢山の方々に応援していただき、ここまで来ることができました。

 

 

 

 

本当にありがとうございます、
お祝いのお言葉、お花もいっぱい・・・

 

「和三盆糖の菓子専門店」

 

日本初!

いえ、きっと世界初でしょう。
※恵菓調べ

 

「なぜ、和三盆にこだわったの?」

このように、よくご質問をいただくものです。

なぜなら、和三盆は私の原点である。
これがシンプルな答えで、これ以上の答えはありません。

 

そんな私の原点である和三盆糖。

それは、香川、徳島、瀬戸内の自然の恵をいっぱいに吸収した砂糖黍を職人の手仕事によって丁寧に研ぎ上げたエネルギーの塊です。

 

ある方が「ドラ〇ンボールに出てくる“せ〇ず”みたいだね!」と、ピタッとくる例えをされていました!
…怪我などの外傷は回復しませんが(笑)和三盆を一粒口にすると、じわ~っとパワーアップをするような感覚があります。

 

以前のブログでも自己紹介させていただきましたが…

和三盆 恵菓の主人でございます

香川県のさぬき市。
お遍路でご存知の方が多いでしょう。

まるで神話に出てきそうな自然に恵まれた土地が私の故郷です。

 

里山の手入れに行く父に連れられて、0歳の頃から山の中で遊んで育ちました。

自然の中で果実や野菜の成長、季節の移ろいを肌で感じ、父の丁寧な畑仕事や山仕事をする姿を見て、自然との接し方を学んできました。

その経験が、和菓子職人となり、季節や植物を和菓子で表現する様になった今、とても役立っています。

 

父から教わった考え方である、

「自然の恵みに感謝する」

これが今も私自身の考え方の基本です。

 

18歳の頃から20年。

ずっと和菓子職人をしておりますが、和菓子を通して自分自身を表現できる事は何よりの楽しみであり、この仕事は自分の天職であると感じています。

一つ一つの和菓子が私の子供みたいなもので、愛しています。

 

このお役目を頂いたことに感謝の気持ちを持って、多くの方に和三盆糖の魅力をお伝えしていくことを心に刻み、オープンの御礼を申し上げます。

 

 

和三盆 恵菓

埼玉県越谷市の桐箱にこだわる理由

みなさま、こんにちは。

昨日はお干菓子用の桐箱制作をお願いしている“山崎桐箱”さんへ行ってまいりました。
担当してくださっている4代目は、私たちの(ちょっと変わっているであろう)依頼を快く引き受けて下さいました。
そして、その技術と知識でもって理想以上の桐箱を作ってくださる、頼もしい職人さんです。

私たちが暮らす埼玉県越谷市は、桐箱の製造が江戸時代より始まり、180年の歴史ある産業となって、その製造技術が今に伝えられてきました。
(桐箱以外にも越谷には達磨や雛人形の伝統産業が生きています)

せっかく地元の越谷でお店を始める事になりましたので、ぜひ越谷の桐箱を使いたいと思い、今年の3月頃から特注箱の試作をお願いしてきました。

そして、今回やっとロゴの箔押しを入れた「桐箱のふりだし」を注文する事ができました。
これは良い製品になりそうです。
箔押しを入れた完成形をイメージするだけでわくわくします。

今回は工房の見学もさせていただきました。
桐の香りが心地よく、神聖な空気に心が引き締まります。


写真は3代目(お父様)と、4代目山崎桐箱さんです。

沢山の良き出会いに恵まれ、「和三盆 恵菓」が少しづつ形になってきています。
ご縁に感謝しながら大切にもの作りをしていきたいと思いました。

和三盆 恵菓

魂を書に込めました

みなさま、こんばんは。

先日、越谷市で書道教室を主宰されている福田玉庭さんに屋号を書いていただきました。
その作品が今日データとして手元に届きましたので、早速のお披露目です!
玉庭さんとは、越ケ谷TMO(中心市街地活性化推進協議会)が開催する起業セミナー“チャレンジ講座2016”で出会いました。

福田玉庭(ふくだぎょくてい)
…古典を学び、芸術書道を追及。
書に絵を融合したデザインも得意としている先生です。

上品であり、愛嬌があり、趣深いその作品は、玉庭さんの柔らかいお人柄そのものだと思います。

そして、今回書いていただいた店名。
7枚の候補の中から、主人が悩みに悩んで決めた1枚です。
決め手の1つ目が和三盆の「盆」の字。

店主「この盆の字をずっと見ていると、屋島の禿狸※に見えてくるんだよね…かわいいよね。」

※屋島の禿狸(やしまのはげだぬき)…香川県高松市屋島に伝わる化け狸。ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」でも知られています。
主人のふるさととのご縁を感じました。

2つ目の決め手は恵菓の「菓」の字。
これは私がぱっと見た瞬間に「主人に似ている!」と感じたからです。びびっときました。インスピレーションです。

玉庭さん、素晴らしい書をありがとうございます。
これから、お店や商品など、様々な場所で大切に使わせていただきます。

和三盆 恵菓

和三盆 恵菓の主人でございます

みなさま、こんにちは。

今日はわたしの事についてお話させてください。

店主・頼富博貴(よりとみひろき)は四国の香川県で生まれ、讃岐の大自然に包まれるようにして育ちました。


小さい頃から絵を描いたり、料理をしたり…
ものづくりが大好きで、のんびりマイペースに大人になったものです。

農業高校で果樹や農作物の栽培について学んだ後は進学はせずに、

「働くなら日本料理の料理人か和菓子職人になりたい!」

という想いから、家から通える地元の和三盆製糖所に就職しました。
そう、この時からずっと店名にあるように和三盆糖と付き合いが長いのです。

ですが…実は全く器用ではありません。

何事も新しいことは、できるようになるまで時間がかかるタイプ。苦労もありましたが、持ち前の集中力と粘り強さで、こつこつと技術を身につけて参りました。

本場香川の和三盆製糖所「ばいこう堂」で10年間務めた後、東京の銀座鹿乃子で1年間。

その後、老舗和菓子店「とらや」で10年。

お干菓子だけでなく、生菓子、焼き菓子、有平糖などの技術を習得しました。

喫茶での調理、オートクチュール部門の担当、武蔵野美術大学での特別講師、アメリカでのワークショップやフランスでの和菓子技術指導などなど…貴重な経験を沢山させていただいた20年間でした。

いつも、どこに居ても変わらず。「目の前のお菓子に魂を込める。」「素材を活かす。」事を信念としてきました。

そんな私を中心に、家族やサポートしてくれる仲間たちによって作られた「和三盆 恵菓」。みなさまに愛されるようなお店づくりをしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。