和三盆 恵菓和三盆
恵 菓

和三盆糖

和三盆糖って一体なに?

こんにちは。
和三盆恵菓の碧です。

当店の店名にも入っております「和三盆」。
あなたはご存知でしたか?

実を言いますと、私は当店の主人と出会うまで和三盆糖について、辞書通りの言葉でしか知りませんでした。

初めて本物の和三盆糖をいただいた時の印象を、ピカッと光るように、口の中で覚えています。

いわゆる「お砂糖」というイメージではありませんでした。

それはまるで良質な大吟醸酒を口にした時のような感覚。
キメ細やかで滑らかな舌触り、黍(きび)本来の旨みと、華やかな香りがふわっと広がりました。

…以前、和三盆恵菓で「和三盆」の可能性を探る為にアンケートを行いました。
今までに87名もの方にお答えいただきましたが、「和三盆はご存知でしたか?」のご質問に対して下記のように意外な結果だったのです。

知っていた…74名
名前だけ知っていた…5名
知らなかった…8名

あなたは、いかがでしょうか?

関東地方では認知度が低いと思っていた和三盆糖ですが・・・
意外にも知れ渡っていることに驚きです!

そして、何だか嬉しくなりました!

そんな和三盆をもっと知っていただきたく、原料と製法をご説明します。

◆原料

和三盆の原材料であるサトウキビは在来品種「竹糖(ちくとう)」です。イネ科(シネンセ種)に属する品種で沖縄などで栽培されているサトウキビ(オフィシナルム種)とは品種が異なります。

竹糖の背丈は2m弱で太さも大人の人差し指ほどしか無く、その細さゆえ地元では「細キビ」と呼ばれます。

沖縄などで栽培されているサトウキビは背丈が高く太いのでそこからは大量の搾り汁をつくることができますが竹糖(ちくとう)はそれとは正反対なので少しの搾り汁しか取れずそこから作られる和三盆は更に貴重となります。
※竹糖は除草剤を使用すると枯れてしまうので、除草も全て手作業でされているそうです!


◆製法

① 黍を搾り、釜で煮詰めて褐色の白下糖(しろしたとう。黒砂糖と同じ含蜜等)という状態にします。

② お盆の上で適量の水を加えて練り上げて、程よい蜜量に調整すると同時に、砂糖の粒子を細かくする「研ぎ」という作業をします。最近ではこの工程は機械で行われる事が多いようです。

③ 研いだ砂糖を麻の布に詰め「押し舟」という箱の中に入れて重石をかけ圧搾し、黒い糖蜜を抜いていきます。

この作業を数度繰り返し、最後に乾燥させ完成となります。
盆(作業台)の上で砂糖を3度ほど「研ぐ」ことが「和三盆」の名の由来になっていると伝えられていますが、最近では製品の白さを求めて5回以上「研ぎ」と「押し舟」が行われています。

このようにして作られる和三盆糖。
素材や製法など、製糖所ごとに味に特徴があります。

当店では、
☆香川県産和三盆糖…ばいこう堂製「さぬき和三宝糖」
★徳島県産和三盆糖…服部製糖所製「白菊印和三盆」「大無類和三盆」
この2社のものを使用しています。

店頭で和三盆糖の食べ比べもできますので、機会がございましたらお店へ足をお運びください!

…和三盆糖(お干菓子)は主人にとっての原点です。

お干菓子はシンプルなだけに奥が深く面白い。
地味ではありますが、可能性を秘めたお菓子と考えています。

最近では「糖」と言うと、健康を害するという様なイメージが浸透しています。

しかし、和三盆糖は香川、徳島の大地・空気・瀬戸内海の恵をいっぱいに吸収したエネルギーの塊!

栄養学では測りきれない力を持ったお菓子だと感じています。

2017年10月に開店する「和三盆 恵菓」
これから和三盆の魅力を日々お届けして参ります。

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